日本刀 神が宿る武器

服部夏生/仲森智博 著

B5
184ページ
 
価格 1,800円(税込み)
ISBN 978-4-8222-2545-2
発行元 日経BP社
発行日 2015/06/30

日本刀 神が宿る武器

内容紹介

最も強く、美しい武器、日本刀。豊富な写真でその謎を探る。
世界最強の刃物とされる日本刀は、武器であると同時に美術品であり、ときとして神器として崇められる存在である。
平安期にさかのぼる歴史、驚異的な機能の秘密を探るとともに材料となる玉鋼の選別から鍛え、焼入れ、研ぎ(鍛冶押し)まで、日本刀作製の全工程を、当代随一の刀匠、河内國平氏の作刀作業を豊富な写真とともに開示する。

【目次】
第一話 この上なく強く、美しい武器
  一、今も伝説とともに
  二、折れないのに曲がらない
  三、刃文には意味がある
  四、世界に比類なき存在
  五、使う気にさせないのが名刀
  六、作ることができる刀は月2本まで
  七、名工を輩出した鎌倉時代
  八、真田幸村が佩いた「妖刀村正」
  九、戦うための武器からシンボルに
第二話 いまだに解明できない玉鋼の謎
  一、「正宗は見るたびに変わる」
  二、砕き、見極め、選ぶ
  三、鉄を鋼に変える
  四、和鉄と洋鉄では雲泥の差
  五、いまでも謎だらけの玉鋼
  六、古式そのままに蘇った「たたら製鉄」
  七、10トンの砂鉄から1トンの玉鋼
  八、洋鉄とはまず成分が違う
  九、理論値を超える硬さ
第三話 鉄は鍛え抜けば美に至る
  一、何万層にも折り重ねる
  二、ひたすら熱し、叩く
  三、柔らかい鉄を硬い鉄で包む
  四、8キロを1キロまで鍛え上げる
  五、人だから感じられること
第四話 秘伝よりも大切なこと
  一、土置きで刃文は決まる
  二、結局、頼れるのは勘
  三、無作為を作為的に表現する
  四、真似てみても意味がない
  五、クライマックスとしての焼入れ
  六、水温は秘中の秘
  七、「ちょっとしたこと」の重大さ
第五話 頂点の、その先にあるもの
  一、心酔に足る師であればこそ
  二、入門願いを断られ
  三、前日は緊張で眠れない
  四、弟子に習字をさせるわけ
  五、下手になるのは難しい
第六話 名刀と対峙し時代の壁に挑む
  一、一週間でやめる弟子も
  二、「親方が下手なら弟子も下手」
  三、現代だから許されないこと
  四、技術だけでは到底作れない
  五、できないし、意味もない
  六、美術品ではなく武器としての刀
  七、面白がって作るものではない
  八、本筋を外して名刀は作れない
[付録] 名刀50選

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